2025/11/12 09:43

11月の明日葉畑では、春に次々と新芽を出していた株の一部が、種をつけます。(系統や地域によっては、夏に採れるものもあります)



セリ科の小さな白い花々が咲いたあと、時間をかけて実が膨らみ、やがて羽のような種が現れます。



明日葉は多年草のため、株ごとに動き方が少しずつ違います。

畑の中では、種をつける株と、新しい芽を出す株が同じ季節に混在しています。


採取した種は、乾燥させます。

天日干しやサーキュレーターで乾かすことで、種子含水量を調整し、発芽率を安定させます。



明日葉の種は光を好む「好光性種子」です。

播種してからおよそ1ヶ月ほどで、小さな芽がのぞきます。


他の作業との兼ね合いもあり、年末までには播種を終えたいところです。